角塚権現舞が家々を廻る

2013 01 13
南都田18部落では毎年家々をまわり、無事故無災害長寿を願う権現舞が行われています。
例年この時期に2日間をかけ、約80世帯を廻ります。
遡ること200年以上の歴史がある椙宮(すぎのみや)権現舞、
その流れを汲む椙宮流角塚権現舞は昭和58年、長く途切れていた椙宮権現舞を
後世に伝えたいと、当時の青年会の皆さんが猛練習の末習得、
それから約30年欠かすことなく各戸を廻っているそうです。
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権現舞が廻ってくる日、各家々では水や塩、お酒等のお供えを用意して待ちます。
玄関の中に入って権現さまが舞い、やがてお供えを上げる舞と続きます。
太鼓、かなひら、、笛の音が響き、 ~ 悪魔を払い 世常を守らせ ~ と歌います。
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最後にお供えとしてあげられた塩と水を玄関前にまきます。
この家に邪気が入らないようにお清めの意味があるそうです。
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権現舞の獅子頭はほとんどが黒獅子ですが、角塚権現舞は赤獅子です。
獅子頭の目が大きいのは邪念を払い、歯は悪魔を圧する力があると伝えられています。
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約30年前は青年会のメンバーだった皆さん、今年は後継者育成に力を入れていくそうです。
胆沢区内でも唯一となっている権現舞です。
どうか、地域の皆さんで伝承していっていただきたいと思います。
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権現様の口で頭を噛んでもらう「頭かじり」、厄を払って子ども達の無事な成長を祈ります。

毎年このように家々をまわり、この地域の家内安全無病息災五穀豊穣を祈りつづけている
『椙宮流角塚権現舞』は、この地域のシンボルでもある角塚古墳とともに後世に
伝承していこうとの願いから命名されました。
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雪田の中をダンカダンカと太鼓の音を響かせながら、次の家に向かっていく角塚権現舞、
力強い権現舞にこの地域のお父さん(おじいちゃん?)力の強さを感じました。

椙宮流角塚権現舞の皆さん、ありがとうございました。
これからもお元気で、御活躍をお祈りします

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