若柳宮沢原の馬頭観世音

2014 09 23
黄金色に輝く田んぼを背に、ドングリの木の根元、馬頭観世音がたたずみます。
刻まれている年は慶應元年(1865)、幕末の混乱が胆沢地方にどのように及んでいたか、
勉強不足のため(スミマセン分かりかねますが、
ここに『立主 新太郎他十名』の手によって、9月9日馬頭観世音の石碑が建立されました。
140918馬頭観音3
馬頭観世音菩薩は「六観音や八大明王の一つに数えられる菩薩で、本来の性格は、
一切の魔や煩悩を打ち伏せるというものであり、畜生道に配されている。
しかし、頭上に馬頭を冠することから、時代が下がるにつれて、馬を守護し供養する
菩薩として信仰されるようになった。」と『胆沢町の石造物』の調査報告書にあります。
140918馬頭観音2
青空と黄金の大地が美しいこの季節、稲刈り前の一瞬のこの輝く大地の中で
馬頭観世音さまも豊作を喜ぶかのように神々しく鎮座していました。
140918馬頭観音1
胆沢地方では、農作業の折、または荷運びの際の重要な働き手として、
牛や馬等は大切にされていたそうです。
そのためか、馬頭観世音関係の石碑は多く、
主に幕末から明治・大正・昭和初期に建立されている様子がうかがえます。

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下嵐江広場に新石碑お目見え

2014 09 22
弘法の枕石のある下嵐江広場に新しい石碑がお目見えしました。
140916下嵐江広場2
『仙北街道 下嵐江藩境御番所跡』と刻まれた石碑は、
猿岩を背に広場の最先端に設置されています。
140916下嵐江広場1
藩境御番所跡は
現在ひめかゆ温泉の入り口近くにありますが、
江戸時代初め、仙台藩と秋田佐竹藩との藩境番所と御制札場は
下嵐江問屋隣接地にあったそうです。
冬には不便ということから、市野々のひめかゆ付近に移されました。

10月5日(日)には、石碑の建立を祝う奉納神楽が納められます。
141005奉納神楽1
鹿合神楽奉納は午前10時~、奉納場所は奥州湖畔、下嵐江広場です。
是非おでかけください。

御番所石碑や奉納神楽についてのお問い合わせは
胆沢愛宕地区センター 0197-49-2201

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南都田 辻の追分

2014 09 16
南都田の辻、国道397号沿いの小学校前の交差点に道しるべの石碑があることを
ご存知でしょうか。
いつも通る道なのに、つい最近初めて気がついた・・・私です
140912追分4
国道397号の歩道内に佇み往来する人々を長い間見続けてきたこの石碑、
刻まれているのは
(正面に)
南ハ小山村ヘ行
西ハ若柳村ヘ行

(向かって右面に)
追分
(裏面に)
北ハ永岡村ヘ行
東ハ水沢町ヘ行

といった道しるべです。
140912追分1

町村制施行に伴い、明治22年(1889)周辺の村が合併し、
水沢町、小山村、南都田村、若柳村、永岡村(金ヶ崎町)などができたようです。
昭和29年、30年になると水沢町は水沢市へ、胆沢の3村は胆沢村へ、
永岡村は金ヶ崎町となることから、
明治22年以降、昭和30年以前に設置された道しるべであるとは思います。
現時点ではそれ以上の詳しいことはわかりません。
140912追分3 140912追分2
お向かいの佐富酒店さんにお伺いすると、
道路を舗装する時にも、工事の人がこれは道しるべだからここに置いておいた方が
いいでしょうと言ってそのままこの場所に設置したんだとか・・・
昔、この界隈の道が舗装されていなかったころ、
この石碑のある角には井戸があり、今は西方に移動された「馬櫪神」の石碑もあったとか。

こんなところに昔の石碑が残されていることがすこし嬉しく感じました。


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南都田 板谷の不動尊堂

2014 09 15
南都田の板谷に不動尊堂があります。
頭を垂れた稲の間の畦道がまるで参道のように、お宮まで導いてくれます。
140908不動尊堂1
140908不動尊堂2 140908不動産堂4
本尊は
不動尊堂は寺院・神社ではなく修験道の仏閣であり
阿弥陀如来 立像一尺六寸五分

祭日は
毎年旧暦春三月二十八日
昭和初期頃迄は縁日には遠方からも多数の崇敬者が
参詣され地元の剣舞などが奉納され賑わった

ご利益は
先祖の菩提供養、病気護身、頭痛、眼病の効めあら
たかでお札も授けられた


由緒は
山伏系の修験道に関する堂であり勧請年代不明で
あるが相当古い堂であり文久四年(一八六四)三月
二十八日の棟札には別当導師日高山多賽院(日高
神社も元来修験院である)淳水とあり当主徳三郎が
施主となり堂屋を建立している。

と案内板に記されています。
140908不動尊堂3
きれいに管理されている板谷の不動尊堂でした。


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見分森からの黄金色

2014 09 14
今年の稲刈りは平年よりやや早めに始まるそうなので、来週くらいからは
稲刈りの光景が各地でみられそうです。
見分森展望台から見える風景も黄金色の田園風景となっています。
140912散居風景
稲刈りも近くなり、田んぼに水が必要なくなったので、
徳水園の円筒分水工に湧き出していた水も時折さわさわと流れる程度で
静かになりました。

噴水は9月いっぱいはあがりますのでお楽しみ下さい。

見分森公園の展望台の下に『菱形基線測点』とのプレートのコンクリートがありました。
140912菱形基線
『これなんだべ?』と思ったので調べると、
『菱形基線というのは地表の歪みを知るために設置されたもので、
4つの観測点で一つの菱形基線を形成しています。』
だそうです
水沢は法雲寺、岩谷堂、見分森、羽黒堂の4地点が基線測点となっており、
全国に16箇所設置されているそうです。
コンクリート製の柱の上面に観測点を示す鋲が確かにありました。

(。´д`。)へぇぇぇぇ

世の中知らないことだらけ・・・


今日9月14日(日)は
水沢区で『奥州YOSAKOI in 水沢』が開催されます。
参加チームは54チーム、遠くは愛知県からも参加されるようです。
会場は水沢駅通りです。是非お出かけください。

奥州YOSAKOIinみずさわのホームページ

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小山 恩俗長根の日待塔

2014 09 08
小山恩俗長根の県道236号衣川・水沢線沿いに
市指定の有形民俗文化財『道標(日待塔)』があります。

この日待塔は甲子あるいは子(ね)の日に、
夜遅くまで起きていて大黒天の掛図などを礼拝し飲食歓談する行事による造塔で、この碑にも中央に甲子の字と俵にのる大黒天が彫られているようです。

またこの碑には
東八まんくうとふり前沢へ
北ミつさ王ミち  ※注 王=わ

南右ころもかハミち
左忠功寺とふり

と、道標も刻まれています。

天保三年 十二月廿二日の記があります。
140901道標(日待塔)1

鳥居の奥の石碑群は、左から『雷神碑・馬頭明王』、『金華山』、『天照皇大神』、
『甲子 大黒像(道標)』、『子安観世音菩薩』です。
140901恩俗長根鳥居1
子安観世音菩薩には、案内板があり、
子安観世音菩薩信仰は、子供を守る子安神と
地蔵菩薩への信仰が習合して成立したもので、
安産と赤子のつつがない成長を見守るものとして
信仰されてきました。町内では唯一の石碑です。
とありました。
天保三年の造塔です。
140901恩俗長根石碑1
流行り廃りもあったのでしょうが、ひとつひとつの石碑に当時の人々の願いや祈りが
込められているのでしょう。
いつの世も幸せを願う人々の思いは変わらないのかもしれません。


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