胆沢区南都田の11部落公民館の入り口に庚申塔があります。
嘉永7年(1854)7月廿三日の年月日が刻まれています。

しっかりと彫られた文字は160年の時を経たとは思えないほど、
力強く、現世の人々をも見守り続けているように感じます。

庚申信仰とともに道を守る道祖神のような意味で建立された碑もあるということから、
胆沢区内に残るたくさんの庚申碑(塔)もその場所、地域によってそれぞれの思いの中で
建立されていることと思います。
南都田地区の各公民館では、こんな素敵な看板が設置されています。

『みんなであいさつ 明るい笑顔』
南都田のシンボル角塚古墳とコスモスの花とともに、素敵な詩が添えられています。