小山の忠功寺仁王像の伝説

2015 09 23
本日水曜日ですが、祝日のため胆沢まるごと案内所は通常営業いたします(*´ω`)┛
 是非お立ち寄りください。


胆沢区小山焼山の臨済宗伝翁山忠功寺。水沢の大安寺の末寺です。
寺伝によれば、承応元年(1652)、
水沢留守家が大安寺二世俊室宗逸に命じて創建させたといわれます。
また留守家老高橋権右衛門元継の尽力をたたえ、その菩提を弔うために
慶安元年(1648)創建されたという伝承もあります。
150918忠功寺6
山門の仁王像は、八幡神社に祭られていたものを明治の神仏分離の際に忠功寺に移したものです。
150918忠功寺4 150918忠功寺5
この仁王像には伝説があります。
それは、
大袋の千葉家の先祖が山へ茜の根を採りにいきました。
日が傾いてきたので帰ることにし山の麓まで来ると行くときにはなかったはずの
大きな松の木が横たわっていました。
不思議に思ってその大木を渡って行ってみると、それは大木ではなく大蛇でした。
大変驚いて急いで家に帰りましたが、それからすぐ「ウンウン」うなって床についてしまいました。
八幡様に占ってもらうと、大蛇から「アッ気」をふっかけられたためだろうと告げられました。

仁王様に大蛇の気を払ってもらうようにと仁王像を作って
八幡神社に奉納し、ひたすら全快を祈りました。
土地の人々もこれを「オニオウ様」と言って敬ったところ、病気は徐々に回復し全快。
以後ますます仁王様と八幡様の信仰を強くしました。

というものです。

仁王様は仏を安置する浄域を守護するとされる全身が裸で、腰部だけ衣装で包み、
勇猛の形相を全身に現している密迹金剛、那羅延金剛の対です。

墓苑の入り口には井戸ポンプが設置されていました。
150918忠功寺1 150918忠功寺2
このような昔ながらの手押しポンプは墓地の水場で今も見かけることがあります。

今日は秋分の日、秋彼岸の中日です。

関連記事:2009-09-08菅江真澄歌碑 忠功寺に建立
Comment
No title
忠功寺について、詳しく有難うございます。

実家も小生も臨済宗である事もよく解りました。


井戸の手押しポンプが懐かしいです。(涙・涙・・・)


                        イチローより
イチロー さま
ご実家は忠功寺さんのお近くでしたか?

手押しポンプ、懐かしいですよね。
ついついそういったものに目が行ってしまいます。
使用方法が添えられているのも、
使い方を知らない人が増えているからなんでしょうね。
「迎え水を入れて使用してください」e-454

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