南部神楽後継者育成事業でDVD作成

2016 11 13
郷土芸能の後継者不足が深刻な昨今、
胆沢の郷土芸能の各団体もそれぞれに努力をしながら継承にも力を入れています。
今回、南部神楽を伝承されている狼ヶ志田神楽保存会が5演目の収録を行いました。
南部神楽の後継者を育成するためのDVD作成の為の収録で、
DVDとともに鑑賞者用解説冊子の作成も同時に行われるそうです。
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↑収録前の準備、マイクテストなどが行われ、緊張感が漂います。

南部神楽の演目は多くは物語を題材とした劇風の舞になっていて奥浄瑠璃の流れをくむそうですが、
その内容を理解するのは難しいためになかなか現代では馴染みにくいという問題があるそうです。

実際、舞台を見ていても唄やセリフをほとんどわからないまま聞いています。
(´;ω;`)ごめんなさい。
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今回は解説冊子も作成されることから、『見てもわからない』層が多い一般の鑑賞者たちにも
内容・セリフ、背景を理解してもらえるようになります。
そういった働きかけで神楽ファンが増えれば、舞手にも良い緊張感が生まれることでしょう。
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上は三番叟。
↓は五代領。
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この日は岩戸開、三番叟、岩戸入、五代領、最後は御神楽の5演目が収録され、
御神楽には小学生と中学生が参加しました。
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今後3年をかけて狼ケ志田神楽の12演目すべての収録、DVDの作成を行うそうですが、
この事業は他の南部神楽団体にも広げたいと考えているそうです。

今回収録分は来春ごろのDVD完成をめざしているそうですので、
鑑賞できる日が楽しみですね。

南部神楽のみならず多くの郷土芸能が今後も発展・継承されていくことを
応援したいです。
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