「とも学び」で『幻燈会の夜』を読み聞かせ

2012 11 20
奥州市立胆沢愛宕小学校の花坂徹先生は、
明治三陸大津波を題材にした絵本『幻燈会の夜』を制作し、
昨年自費出版されました。

花坂先生は、東日本大震災当時岩手県宮古市鍬ヶ崎小に勤務、
避難所として開放していた図書室から古い『幻灯機』が発見されました。

宮古市鍬ヶ崎には
明治三陸大津波が鍬ヶ崎を襲った夜、
スクリーンに写真を写す幻灯会が開かれていて
参加していた多くの住民が津波の難から逃れることが
できたと云う実話が言い伝えられていました。
発見された古い幻灯機はその当時のものだそうです。

11月14日(水)胆沢愛宕小と若柳小の5年生の交流会:『とも学び』にお邪魔しました。
各班で自己紹介タイム
5年生の『とも学び』の国語の時間、
花坂先生が出版された『幻燈会の夜』を紙芝居にし読み聞かせをしました。
胆沢愛宕小7名、若柳小24名、計31名の同級生
先生は読みます。ページをめくるのは子供達の仕事
舞台は宮古市鍬ヶ崎、明治29年6月15日の夜に三陸を襲った明治三陸大津波の
前後の様子が、さきとその家族を中心に描かれています。

地震の前兆とも思えるような出来事、楽しみにしていた幻灯会の夜、
長く続いたけれどさほど大きくもなく気にもとめなかった地震、
暗闇の町を襲う大津波の音、津波のあとの悲しみ。

読み聞かせのあと、感想を述べあった子供達は、
大切な人を失った悲しみのほかに助かったかもしれないとの悔しさもあったんじゃないか、
地震って、津波ってやっぱり怖い、
だけどまた立ちあがって、町を復興させなきゃ・・・と、感想を発表しました。
???
花坂先生が黒板にかいた数字、これ、何の数字でしょう?

2011 のあとは 3.11と続きます。これまでに大津波が三陸を襲った日なんだそうです。

次回の津波がいつ来るのか、
それは誰にも分からないけれど、
体験した人たちは
『伝え残していくことが大切』
と花坂先生は考え、
絵本『幻燈会の夜』を出版。

地震や津波の怖さを伝え、
防災の意識を強く持つことや
命の尊厳について、
未来を担う子供達に伝えました。
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こちらの『幻燈会の夜』は、
静岡県焼津市の静岡福祉大付属図書館の
津波防災企画展でも
学生有志による紙芝居で上演されます。
期間は11月13日(火)~平成25年2月8日まで
詳しくは
静岡福祉大付属図書館WEBサイト
からご覧いただけます。
幻燈会の夜
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胆沢愛宕小と若柳小の『とも学び』は、5、6年生で行われています。
奥州市立若柳中学校に進学して机を並べて一緒に学習する仲間同士、
小学校のうちから交流の機会を持ち、
友情を深めることを目的として毎年行われているそうです。
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