いさわ路探訪『二の台堰を知ろう!!』開催しました!!

2013 10 28
1022(火)いさわ散居ガイドの会主催 いさわ路探訪『二の台堰を知ろう!!』が開催されました。

奥州市内からの参加者24名の一行、生憎の雨模様にもかかわらず、
元気に水沢Zプラザアテルイを出発し、一路衣川区衣の滝へ向かいました。
その昔高桧能山に舞い降りて遊んでいた天女がこの滝で羽衣を洗ったことから
『衣の滝』と呼ばれるようになったとの言い伝えもある滝です。
色づき始めた山の木々と二段に流れ落ちる滝の美しさに皆さん感嘆の声をあげていました。
131022ツアー1衣の滝 131022ツアー2増沢ダム
続いて増沢ダムへ。ダムへ注ぐ前川、後川から二の台堰の用水は取水されています。
増沢ダムは昭和22年23年の台風による水害をうけたことによって建設された防災ダムです。
その昔、優れた漆工芸で名を馳せた増沢塗りで栄えた増沢地区は、
ダムの建設、その後の地滑りで現在は無人の里となっています。
ダムの広場には、漆塗りのハケをかたどった記念碑が建てられています。

取水された用水は、穴堰と平堰を繰り返しながら、山の斜面を等高線にそって東に向い、
衣川から穴堰を通じて二の台へと流されていました。(現在は別ルートとなっています)
現在も使われている平堰に沿って散策しました。
この平堰は現在は三面舗装されている堰ですが、昔のままの土掘りの箇所も残ります。
131022ツアー3葦名平堰 131022ツアー5菊の滝
北股地区センターの体育館をお借りして昼食を取ったあと、
衣の滝と共に衣川三滝のひとつに数えられる菊の滝も見学しました。
その昔は菊の華が咲き乱れる名所で
一説では源義経と北の方のお気に入りの場所だったとも

そして、一行は二の台堰、最終受け込みへと向かいます。
131022ツアー7最終受け込み
この日は一日中小雨、つぎに向かう場所は足元も悪い場所、大丈夫かな・・・
そんな心配をよそに参加者の皆さんは一人残らずバスを降り、林の中を進んで行きます。

最後の穴堰の入口である最終受け込みを確認した参加者のみなさん、
昔のひとの土木技術に感心し、そのご苦労を想像していました。

そして看板があるからこそ気づくことが出来るこの史蹟。
整備保存されている二の台地区の皆さんのおかげで、今回の探訪も開催することが出来ました。
◎2013-10-17 二の台堰最終受け込み
◎2013-05-14 水の歴史『葦名堰』を歩く・・・ ←こちらもご覧下さい。

最終受け込み口を確認し、今度はバスで湧き出し口に回ってみます。
上り下りにキツイ受け込み口に比べれば湧き出し口は楽々です。ココで皆で記念撮影
131022ツアー8最終湧き出し
この湧き出しから流れてきた二の台堰の用水は、二の台地区を潤し、
この地域の人々の暮らしを支えてきました。
131022ツアー10二の台記念碑
この事に感謝する碑が二の台鶴供養に残されています。
昭和4年に建立された『報本反始』の碑。
この言葉に全ての思いが込められているように感じました。
ガイドの会が開催する『いさわ路探訪』も報本反始の気持ちをもつひとつのきっかけになれば・・・
と思います。

さて、帰りはいさわ産直センターあじさいでゆっくりお買い物をして、
いさわ路探訪の全行程を終了し帰路につきました。

いさわ散居ガイドの会が開催するいさわ路探訪は例年6月と10月に開催します。
機会がありましたら、胆沢の史跡・歴史の一片に耳を傾けていただければ幸いです。

雨の中、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
また、いさわ路探訪でお会いしましょう。
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