一本松の馬頭観世音碑

2013 11 27
国道397号沿い、若柳一本松西田屋さんの東に3基の石碑が建っています。
ここの碑は、胆沢区内でもっとも古い馬頭観世音碑で文化3年(1806)に建立されています。
131125馬頭観音1
まん中の碑は庚申碑でこちらも文化3年(1806)の建立です。

幕末から昭和にかけて盛んに建碑されたのには、馬と人間との共同生活があったからで、
馬や牛が老いて死ぬまで家族同様に扱い、亡くなってからも供養の意味で石碑を建てたのでしょう。
131125馬頭観音3 131125馬頭観音2
胆沢町史から抜粋すると
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当時の馬頭観世音の本来の姿から馬牛などの傷死を含んで習合の形の馬頭観世音に変えて
路傍や宅地内に石碑が建てられている。
町内にみられる「馬頭観世音、馬頭碑、馬明王、馬櫪神、牛頭碑」と彫られたこれらの石碑は、
馬頭観音堂崇拝だけでは飼い主の心納まらず、農耕中あるいは厩舎で傷死や病死させた自責の
苦悩から逃れて昇天を祈り供養碑をたてたものだろう。
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とあります。

いまでは牛や馬を飼うところも少なくなってきましたが、
昔は家族同様大切に扱われてきた馬や牛、
その為区内にはたくさんの馬頭観世音碑が残されています。
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